東日本大震災殉難者慰霊と復興祈願のための「雅楽と琵琶と声明チャリティーコンサート」
2011.7.23
白河市東文化センター 福島県
主催:東日本大震災慰霊と復興祈願のためのチャリティーコンサート実行委員会
後援:野出島地域活性化プロジェクト/法人カルチャーネットワーク
【プログラム】
オープニング:一分間の黙祷(全員)、ご挨拶(実行委員長 白河市神宮寺 高久真隆氏)、追悼のための読経 般若心経(全員)
第一部 琵琶穂芳琵琶の会:(高久穂芳様)「祈・羽衣」
第二部 声明(真言宗豊山派のご寺院の皆様)「御詠歌、奠備(てんぐ)、散華(さんげ)、対陽(たいよう)、理趣経(中曲)、太鼓演奏(六大響)」
第三部 北之台雅楽会 1.管絃「盤渉調音取、越殿楽、白柱」
2.舞楽「陵王」(復興の指揮が力強く進むよう祈って)、「浦安の舞」(全世界の平和を祈って)
※出演者は全てボランティアで、入場料・募金等は報道機関を通じて義捐金として提供されました。
亡くなられた方々のご冥福をお祈りすると共に、被災地の1日も早い復興を心より祈念いたします。
琵琶と雅楽 −薩摩琵琶とのコラボレーション−
2010.5.30
新都市センターホール(多摩センター三越7階) 東京都 入場者数:約80名
【プログラム】
第一部 穂芳琵琶の会「熊野」「桜花譜」「茨木」「五條橋」「耳なし芳一」
第二部 北之台雅楽会 管絃「平調音取・越殿楽」舞楽「浦安の舞」
第2回 薩摩琵琶とのコラボレーション
2010.12.15
パルテノン多摩(多摩市立) 東京都
5月の公演に続き、穂芳琵琶の会と演目「五位鷺」で琵琶と笙のコラボレーションが実現しました。
舞楽とUSA印度舞踊団 シルクロードの古典舞踊
インド・ナタラージ舞踊団(
Nataraj Performing Arts of India)は、アメリカ
マサチューセッツ西部を拠点とする芸術と教育の非営利団体です。同舞踊団を率いるランジャナ・デビ師は国際的に活躍する舞踊家・振付家であり、
マサチューセッツ州立大学(UMASS)のファイン・アート・センター所属の「
アジア文化・アート・
プログラム」を創設され、現在ディレクターを務めておられます。また、大学都市アマースト(Amherst)の
ファイブ・カレッジ・ダンス研究科客員研究員としても教育に力を注がれています。
北之台雅楽会とマサチューセッツ州立大学の交流は、1998年の舞楽講習から始まりました。2004年には雅楽・舞楽講習の他に初の試みとして
「茶の湯と笙のコラボレーション」を行い、2008年4月の「さくら祭」では「舞楽」をはじめ、雅楽の調べにあわせて「和歌」「生け花」
「茶の湯」の日本文化を紹介し、好評をいただきました。今回の合同公演はこうした背景から実現したものです。
古代アジア大陸の影響を受け、平安時代に国風化し確立された「雅楽」とアジア諸国の舞踊に大きく影響を与えた「インド舞踊」。
「シルクロードの古典舞踊」と題し、同じアジアの舞踊として二つの舞踊の底辺に流れるものを探るコンサートとなりました。
2009.7.11
日本大学カザルスホール 東京都 入場者数:400名
主催:北之台雅楽会、ナタラージ 後援:インド大使館
2009.7.12
平塚市市民公民館 神奈川県都 入場者数:420名
主催:北之台雅楽会、ナタラージ、(財)平塚市文化財団
後援:インド大使館、神奈川県、平塚市、平塚市教育委員会、平塚市商工会議所
【プログラム】
第一部 舞楽 「陵王乱序」「青海波」「胡蝶」
第二部 インド舞踊 「マニックビーブ」「チャリヤ・パダ」「ラグ・モハナのパンラビ」「シャクティ」
来場者の声:
「舞楽は音と光と静けさと動きの調和がとても素晴らしく、ゆっくりとしたリズム(音楽)のなかにも精神性の高さと強さが感じられた」
「装束の美しさがより雅やかな雰囲気を高め、雅楽がまことに日本文化の源流であるとの感銘を覚えた」
「北之台雅楽会の活動は、日本文化をより多くの人に伝える素晴らしい活動であると思う」
「照明に映し出されたダンサーの舞は幽玄だった」「初めて見る本物のインド舞踊でした」
「オリッシー舞踊の特徴である 腰を自在に動かす、柔らかく優しい女性的なポーズが美しかった」
「美しく雅やかな静の舞楽と体を自在に動かして軽やかに踊る動のインド舞踊との対比は、遥かなるシルクロードの歴史を深さを思わせ、
長い時の流れを感じさせた」
ナタラージ舞踊団 プロフィール:
ダンス・演劇・音楽プログラムを通じ、アメリカ合衆国にてインド芸能の理解と普及を図ることを目的として1982年に設立された非営利団体。
マサチューセッツ西部のパイオニア・ヴァレー 5大学地域に拠点を置くが、そのルーツはインドに深く繋がっており、全米の多文化芸術団体
の中でも際立った存在である。
ランジャナ・デヴィ師の監督の下、社会・宗教的構想、伝統儀式、大自然、古典舞踊、コンテンポラリーダンスシアター様式、民族的作風を
カバーするオリジナルの振り付けを発表している。デビィ師は舞踊を音楽とステージデザインに結びつけ、舞踊に幻想的効果を生み出す点で
優れ、今までにカナダ・日本・オーストラリア・アメリカ合衆国・インド主要都市にて公演とワークショップを行ってきた。
舞踊団のメンバーは皆、ランジャナ・デヴィ師のもとでダンスを学び、その世代も出身国も様々である。ユニークで創造性にとんだ彼らの
パフォーマンスは、まさに東洋と西洋の芸術と文化をつなぐものと言えるだろう。